作品概要

タ イ ト ル参考文献 製  作アニメーション制作完成分数完成時期
  「NAGASAKI・1945~アンゼラスの鐘~」「長崎原爆記」「死の同心円」 秋月辰一郎著 「夏雲の丘-病窓の被爆医師」 山下昭子著「NAGASAKI・1945~アンゼラスの鐘~」製作委員会虫プロダクション株式会社約80分2005年9月

 

 監 督    有原 誠治(虫プロダクション)

 主な作品「巨人の星」(参加)「ゆき」「綿の国星」「ワンダービートスクランブル」(シリーズ総監督)「はじめの一歩」「陽だまりの樹」「星のカービー」「火の雨がふる」「うしろの正面だあれ」「ライヤンツーリーのうた」「えっちゃんのせんそう」 

 ナレーション     小林 桂樹

 現在の秋月が当時を語るというスタンスで、ナレーションを担当します。履歴・主な作品については、このページがのっとられてしまいますので省略させていただきます。 

 ものがたり

 美しいアンゼラスの鐘の音が時を告げる浦上天主堂から、北東へおよそ1キロ。小高い丘の上に建つ浦上第一病院は、元はカソリッ クの神学校でした。そのため礼拝や告白など宗教活動の場を併せ持ち、戦時下で疲労した市民にとって、心身共に頼りとなる存在でした。 病院に迎えられたたった一人の医師、秋月辰一郎は仏教徒でしたが、その誠実で飾らぬ人柄はカソリックの信者たちの敬愛を得 ていきます。 広島に投下された新型爆弾の威力が秋月らにも伝わり、思わしくない戦況を人々が案じ始めている時、B29重爆撃機が密かに近 づいていました。長崎上空に新型爆弾が投下され炸裂するやいなや、一瞬にして町とそこで生活していたあまたの人々を焼き尽くしま す。浦上天主堂は無惨に破壊され、炎上し、美しい鐘を響かせていたアンゼラスの鐘は吹き飛ばされ、瓦礫の中に埋もれました。 幸いにも生き残った秋月と浦上第一病院の人々は、互いに助け合い、患者までも一体となって焼け焦げた病院跡で医療救護活動 に立ち上がります。しかし、その手に残されたものは粗末な器具と赤チンなどわずかな医薬品のみ。焼け爛れた無数の人々の惨状と 被害の甚大さに、秋月たちは時として立ちすくみ、無力感に襲われます。 「日本人は、戦争の本当の悲惨さを知らなかった」 illust03300.jpg 死を宣告された町、長崎を人々は恐れます。しかし秋月は仲間たちと共にとどまり、懸命に活動を続けます。ふたたびアンゼラスの鐘 が長崎の空に響き渡る、「復活」のときを信じて… 

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